猫と即興

市内にニューヨーク大学の分校があります。ちょくちょくアート系のワークショップも開催していて、一般市民も参加できる形になっています(だいたい無料です)。

 

今週やってきたのは、シリア出身のクラリネット奏者Kinan Azmehとそのバンドメンバー。1日目は即興演奏のワークショップ、2日目はコンサートということで、両日とも参加してきました。

 

いや面白かった。

 

何を隠そう、即興演奏、インプロ、タカシーム(アラブの即興演奏)古今東西呼び名は色々あれど、どれをとっても苦い思い出しかなく、恐怖症といっても過言ではありません。

でも出来たら楽しいんだろうなあという思いもあり、今回も赤っ恥覚悟で挑んできたのでした。

 

が、そんな決死の覚悟とは裏腹に、蓋を開けてみたら純粋に楽しかったです。

 

即興演奏とは、結局は演奏を手段にしたコミュニケーションである。

そんなありふれた説明も、目の前で実演してもらうと腑に落ち方が全然違いました。

よく聞いて、入っていく。会話と同じで、相槌を入れながら上手に聞くことが実はすごく重要だったりする。話の内容がわからなければわかるまで聞いていればいいと。

なんだ、それでいいのか。まあ、それが難しかったりするのだけど 笑

得るものが大きいワークショップでした。

 

帰り道、バスを降りて階段を登っていると、頭上からニャーという声が。

見上げると、トラ猫。

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学んだことは実践してみようということで、うんうん、ほうほう、と適当に相槌を入れてみると、ニャーが次第に盛り上がり、最後には特大のスリスリをお見舞いしてくれました。

猫と奏でる即興演奏。猫も満足してくれたようで良かったです。

 

というベランダとは関係ない話。

今朝のマンゴー・バダ美はこんなかんじ。

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お疲れ1週間〜

 

🌱今日の気温🌱

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最低気温 31度